澁澤龍彦回顧展
水月が澁澤さんの著作に初めて触れたのはオカルティズムに傾倒していた中学時代、河出文庫の『黒魔術の手帳』でした。
その数年後どういうきっかけだったか改めて澁澤さんに興味を持ち、河出文庫を中心に著作を片っ端から読み漁りました。
そして澁澤さんの著作(特に『偏愛的作家論』)で挙げられていた作家の作品を次々に読み漁る大学時代…
美術方面でも、シュルレアリスムは中学時代から好きでしたが、澁澤さんの著作で知った画家もたくさんいます。
今日母親にも言ったんですが、まさに水月の人生の師…と言うか、道標は澁澤さんだった気がします。
…と言うぐらいに影響を受けた澁澤龍彦ですが、思えば澁澤展の様なものには一度も行ったことがなかったんですよね。
今回の澁澤龍彦生誕80年回顧展は近くの横浜と言うこともあり、仕事も幸か不幸かヒマなので遊びに行って来ました。(^_^)
さて澁澤さんをきっかけに知った方で、今の水月にも大きな影響を与えてる方と言えば人形作家の四谷シモン。
今日はシモンさんの講演会もあると言うことで行ったのですが、残念ながらチケットはすでに完売…展覧会だけを見てきました。
しかし同じ会場内にシモンさんがいると思うとドキドキしますね…
そして会場に入ってまず最初に目に入るのは、この回顧展に合わせて完成させたという金子國義さんの「花咲く乙女たち」と…
書斎で澁澤さんを見守り続けた、四谷シモン作の少女人形です。
そう…この子を知ったのが、いつか自分も部屋に仕事を見守ってくれるお人形が欲しい…と思ったきっかけでした。
写真やテレビではもう何度も見ている子ですが、実際に見るのは勿論初めてです…
身長は100~120cmぐらいでしょうか。写真からイメージしていたよりは少し小柄な感じでした。
シモンさんらしい、硬質な美しさを持つ女の子…
感激した水月は、その後も途中まで見ては入り口まで引き返してこの子を見て…を繰り返してしまいました。
シモンさんの作品では他に、「機械仕掛けの少女」と言う子も展示されてましたが、この子も非常に可愛らしくて素敵でした。
シモンさんが唐十郎の劇団で役者をやってらしたのも知ってはいたのですが、女役だったのですね!
それも良かったんですが、「ベニスに死す」のタジオの格好をしたシモンさんの美しさと言ったら…
澁澤展だと言うのにシモンさんの話ばかりになってしまいましたが、展示物自体も澁澤さんの直筆原稿や、縁のあった作家さん達と交わした手紙も展示されていて、非常に興味深かったです。
「エーゲ海に捧ぐ」の池田満寿夫による追悼文が印象的でした。
そう言えば池田さんの「思考する魚」を10年近く前に古本屋で見つけて購入したものの、未だに読んでません…
最近はすっかり読書する習慣がなくなってしまって、それなりに読んでるのは京極夏彦だけと言う有様です。ちょっと反省せねば…
そんな感じで、久し振りに澁澤ワールドにどっぷり浸かってリフレッシュして来ました。(笑)
近くにある「人形の家」にも寄ってこようかと思ったんですが、雲行きが怪しかったので雨が降る前に帰ろう…と、今日はやめておきました。
まぁ…いつでも行けますしね。
さて明日はGW最後のイベント…ドールショウに行ってきます!
今回も新メイクのお披露目中である美紅を連れて行く予定ですので、ドール仲間の皆様、会場でお会いしたら是非記念写真を~♪
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